特集:行財政改革 ◇土地開発公社◇
  バブル期に買った土地の値段が下がって、含み損を抱えている土地開発公社。
 しかし、会計が鎌倉市とは別になっているため、ある意味ブラックボックスになって、市民から見えにくい状態となっていました。
 この土地開発公社を情報公開の対象にするように迫り、実現させました。
議案第83号 鎌倉市情報公開条例及び鎌倉市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について

◇小町通り電線地中化問題◇
  景観のためには、電信柱や電線を地中化することは大切です。
 欧米ではそれがあたりまえで、世界遺産登録や観光のためにも必要です。
 しかし残念なことに、小町通りの電線地中化において、市職員による不正が発覚しました。
 私が議会で違法性を指摘ところ、朝日新聞など主要紙で報じられる問題となりました。
鎌倉・電線地中化 また遅れる恐れ [9/1 朝日新聞]
一般質問を行いました~ 「鎌倉の電線類地中化問題 市長、関係職員の処分検討」 [ 6/15 朝日新聞]

◇補助金見直しガイドライン◇
  各種団体などへの補助金は、一度配りはじめるとなかなかやめられないもの。
 補助が長期化するうちに緊張感がなくなり、せっかく補助したお金が有効に使われなくなるケースもありました。
 そこで、補助金については、3年ごとに見直す「サンセット方式」の導入を提言してきました。
  また、依存を強める人件費への補助ではなく、自立を助ける事業費への補助に切り替えるべきと訴えてきたところ、市側も「鎌倉市補助金交付の見直しに関するガイドライン」を作成し、取り組み始めました。
 ただし、徹底が図られていないので、ガイドラインがきちんと適用されるよう監視していきます。

◇公共用地再配置計画の推進及び住民投票条例の制定◇
 「総論賛成。各論反対。」となりがちな公共施設の見直し。
 これをどう推進していくのか?
 市民参加により市民の理解が得られやすい仕組みが必要です。
 市は、平成25年1月に「鎌倉市公共施設再編計画基本方針(案)」を示し、意見公募手続きを行いました。
 また、一部の声の大きい市民の意見が反映されがちな昨今、サイレントマジョリティーの意見を反映できる住民投票条例の設置を提案しています。

◇滞っていた都市計画道路見直しを進めるよう指摘◇
滞っていた『鎌倉市都市計画道路の見直し法案(案)が示されました』

◇十二所土地交換問題 市有財産評価審議会で1人反対し奮闘◇
鎌倉市私有財産評価審査会に出席しました
「不透明な点あった」 土地交換問題で鎌倉市長 [7/8 朝日新聞]
鎌倉市・民有地の等価交換問題 朝日新聞 2/3 神奈川県版
鎌倉の開発計画ない民有地~市、異例の等価交換へ 朝日新聞 1/31 朝刊湘南版

特集:防災対策  私の提案により、平成25年度予算で安定ヨウ素剤の備蓄がされることになりました。
次は、必要なときに速やかに配布できる体制の構築が必要になります。
また、津波避難ビルについても、3.11震災前から提案してきた経緯があります。
 この問題については、私の議会レポートvol.11「市の耐震化事業拡大の必要性について~安定ヨウ素剤、津波避難ビル」にて、特集を組んでいます。
ぜひご覧ください!
『市の耐震化事業拡大の必要性について』議会レポートvol.11

具体的には、次のような内容を提案してきました。
 1.  耐震補強制度の充実
 2.  津波防災教育
 3.  食料の備蓄を増やす
 4.  備蓄物資の傾斜配分を行う
 5.  避難指示、避難勧告の基準の運用
 6.  安定ヨウ素剤の備蓄と必要なときに速やかに配布できる体制の構築

特集:防犯・安心対策 ◇朝日新聞湘南版12月5日記事から引用◇
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防犯ボランティア 補償条例は「困難」 落書き事件で鎌倉市
 鎌倉市で防犯NPO代表の自宅に「死」などと落書きをされた事件に関連して、4日の市議会で、
防犯市民ボランティアらの活動中の事故などについて条例化による補償を求める一般質問が出された。
 飯野真毅議員(民主)が質問した。
市側は市民活動を高く評価しながら、身体被害の補償については見舞金などを規定した市要綱で対応し、
器物損壊など財産被害の補償は難しいと答弁した。
 この事件を巡っては、市内の自治会などから市に対し、
安全対策や防犯ボランティアの保護条例制定を求める陳情が議会に出されている。
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                                             以上、引用

この問題を議会で取り上げることについては、周辺からは「身に危険が及ぶのでは?」という警告もありました。
しかし、海岸沿いに居住している方々は本当に困っている。それを思うと、この問題から逃げるわけにはいかないと考え、質問しました。
 鎌倉市は「市民との協働」を謳っています。
いわば、公共の仕事をボランティアの方々は無給でサポートしているわけです。
市職員が行えば給料は出ることに鑑みれば、上記のように補償範囲を広げることは公平性の観点からも市民の皆様に納得いただける支出であると考えます。
そのため、ボランティア補償条例を制定する際には、身体的な損害だけでなく、財産的損害も補償すべきだと考えます。
市が実施しないのであれば、議員提案で条例化を目指していく所存です。
 ただし、提案の結果、市側の対応も徐々に変わってきており、成果を感じております。
いいのまさたけ活動報告 12/5の朝日新聞湘南版に一般質問「海の家について」と「防犯ボランティア補償条例について」が取り上げられました
1.「鎌倉版メーガン法条例」の制定を  

 私は子どもたちを性犯罪被害から守る「鎌倉版メーガン法条例」の制定を提案します。メーガン法とは性犯罪被害を未然に防ごうとする米国各州の法律の総称で、性犯罪者の居住地を公開することで抑止力になっています。

 移民や転入居が多く、地域のつながりが薄い米国のコミュニティと日本とでは事情は違います。また、性犯罪者のプライバシーや人権への配慮など議論が分かれるところです。
だからこそ議会で話し合いたいのです。私は子どもを守る立場で参画します。
市役所、警察、自治会、小中学校とどのような連携が可能か、保護者への注意喚起の方法、濫用されないための方策など、制定までには多くの課題があります。
国の児童買春・ポルノ禁止法は10年、児童虐待防止法は9年と施行からまだ浅く、国、県、市の連携も大きな課題です。
それらを一つひとつ解決することで、子どもが性犯罪に巻き込まれない鎌倉、ひいては全国の先進モデルとなるよう努力します。

いいのの提言

 性犯罪に先立ち、いじめや体罰の問題に着手しています。いじめや体罰をなくすためには、調査権を付与した公的な第三者機関である「子どもオンブズパーソン」の設置が必要ではないかと考え、提言しています。学校・教育委員会の中での対策はもちろん必要ですが、学校の外の視点も入れて、解決手段を増やすべきだと考えています。

2.空き教室を活用した学童保育の充実

 深沢小や西鎌倉小などでは学童保育の場所が離れているため、学校から学童保育までの経路に不安を持つ保護者もいます。

 少子化が進み、小学校の空き教室が増えました。それを活用して、小学校内で学童保育が実施できるように提案します。

いいのの実績

 下の表は学校から学童保育施設までの距離です。
学校によっては徒歩で10分以上かかるところもあり、この移動の間にトラブルに巻き込まれる可能性も否定できません。
トラブルは必ずしも遠近によるものではありませんが、空き教室を学童保育施設として活用することで犯罪に巻き込まれる可能性を最小限に食い止めることができるのではないでしょうか。
このような調査をもとに、提案を続けています。

 

小学校から学童保育の場所までの距離
作成:いいの まさたけ
 
小学校 住所 学童保育 住所 時間
(分)
備考
○旧鎌倉地区
第一小 由比ガ浜2-9-9 だいいち子どもの家
(うみがめ)
由比ガ浜2-7-21
由比ガ浜公会堂内
4  
第二小 二階堂878 にかいどう子どもの家
(めだか)
二階堂912-1
鎌倉青少年会館2F
4  
御成小 御成町19-1 おなり子どもの家
(こばと)
御成町18-35 
御成小学校
0 小学校敷地内※1
○腰越・深沢地区
稲村ヶ崎小 極楽寺3-2-3 いなむらがさき子どもの家
(いなほ)
極楽寺3-2-3 
稲村ヶ崎小学校
0 小学校敷地内※1
腰越小 腰越5-7-1 こしごえ子どもの家
      (かもめ)
腰越5-2-10 2  
深沢小 梶原1-11-1 かじわら子どもの家
      (すずめ)
梶原4-4-2 14  
西鎌倉小 津1069 にしかまくら子どもの家
(こまどり)
津西1-16-36 16  
富士塚小 上町屋810 ふかさわ子どもの家
(かなりや)
寺分418-10 3  
山崎小 山崎2500 やまさき子どもの家
      (めじろ)
山崎2456-1 2  
○大船・玉縄地区
大船小 大船2-8-1 おおふな第一子どもの家
(つばめ)
大船2-10-3 2  
小坂小 小袋谷587 おおふな第二子どもの家
(ひばり)
鎌倉市大船3-5-1 15  
今泉小 今泉2-13-1 いわせ子どもの家
      (うぐいす)
岩瀬549 18 yahoo地図※2
関谷小 関谷510 せきや子どもの家
      (やまゆり)
関谷510 
関谷小学校
0 小学校敷地内※1
玉縄小 玉縄1-860 たまなわ子どもの家
      (うさぎ)
玉縄1-2-1
玉縄青少年会館2F
6  
植木小 植木1 うえき子どもの家
      (さわがに)
植木66-6 4  

※1 小学校の敷地内にある学童保育の場合は、0分とした。
※2 今泉小学校はGOOGLE MAPで検索できなかったため、yahoo地図で検索した。

3.空き地を子どもたちに開放します

 ボール遊びも満足にできない最近の公園。事故後の責任問題という大人の論理で子どもの空間が狭まっています。
例えば「公園アドバイザー」のような組織を結成するなどして公園や空き地を安全に開放できるようつとめます。

Playpark

従来の公園と違い、子どもの創造力を活かす自由な遊び場が増えています。
(写真:横浜市うさぎ山プレイパーク)

いいのの提言

 空き地の利用にはさまざまな課題があることから、公園の活用から着手しています。
ひとくちに公園と言っても、高齢者の方々が多く集う公園、小学校低学年が多く集う公園など、利用者の年齢層によっても遊具・設備などのニーズが異なります。
そこで、街区公園の中を年齢ごとにゾーニングするなどして、高齢者の方々が憩える場所も確保しつつ、子どもの居場所となる公園づくりを提言しています。

4.子供を犯罪の被害から守ります

 奈良県や滋賀県長浜市を例に「子供を犯罪の被害から守る条例」制定を視野に入れ、子供たちの安全をあらゆる面から確保します。
また、陰湿ないじめや虐待から子供たちを守る大人の最低限の責務が果たせるよう努力します。

Ikanoosushi

子どものための防犯標語が歌に。鎌倉でも広めたいと考えています。
(出典:奈良県警ホームページ)

いいのの提言

 過去に、湘南モノレール富士見町駅の学童などへの交通誘導員を、シルバー人材センターの職員に担ってもらった実績があります。
危険な個所から優先的に、子どもの通学路の安全確保のための防犯パトロールを強化するよう提言しています。

5.小児科医療費助成を中学生に拡充

 鎌倉市では、所得制限つきの小児医療費助成について、2009年10月から小学6年まで拡大することになりました。
それをさらに中学生まで拡大し、所得制限も段階的に撤廃していきます。

6.野村総研跡地の有効利用

Nomura

 博物館が予定されている野村総研の跡地
道路アクセスや周辺の住宅環境から考えてみると、観光施設として活用できるのか疑問です。市外の方を呼び込む観光施設は鎌倉市の重要な産業のひとつです。
しかし、やみくもに生活環境がおかされたり、渋滞を引き起こしてしまうのは市民にとっては迷惑な話です。
野村総研の跡地は、まず市民の方々が必要としている施設にする、まずはそこから話し合いを進めてはどうでしょうか。私は市議会にその点を提案します。

いいのの実績

野村総研跡地には、あやうく博物館や美術館といったハコモノが建設されるところでしたが、私は反対し、その計画は凍結されました。
もっと長期的な視野に立って、活用法を提案していきます。


2009年12月4日(金) 定例会での一般質問

7.議会・市役所の土日夜間の開催・開庁

 行政は最大のサービス産業と考えれば、平日の9時から5時だけというのもおかしな話です。
市民の目線で、例えば議会を夜間に開催する、土日の臨時窓口を定期的なものにするなど、改善できる点が数多くあると思います。
私は行政のムダを省きつつ、市民が本当に必要としているサービスを提供できるよう行政改革をすすめます。

いいのの提言

 市民サービスを向上することと、税金のムダを省くこと。これは車の両輪です。
ただし、現在の厳しい財政状況から、まずは歳出削減から着手しています。

 とりわけ、全国でも最高水準である職員給与の抜本的な見直しが喫緊の課題です。
この問題については、予算や決算の特別委員会で訴えてきた成果もあり、現在では7.7%の暫定削減が行われています。しかし、これはあくまで暫定削減にすぎません。
頑張った職員が報われるような職員給与表の再構築や、官民格差の是正、「わたり」の解消など、抜本的な改革に引き続き取り組みます。


 また、一見、小さい問題に思えるかもしれませんが、事務職系職員の制服廃止も提案しています。鎌倉市の職員は、よく緑色の制服を着ていますね。
こうした作業服は、原則、作業を伴う現場の職場の職員に貸与されるものです。
ところが、鎌倉市の場合、冬型の作業服については、普通の事務職員も含め職員全員に2着ずつ貸与されています。

 「事務系の公務員の制服支給は税金のムダなのではないか?」という指摘は、大阪でも問題となりましたが、実は我が鎌倉市でも平成16年度までは、なんとブレザーを貸与していました!
これを「4カ年かけて作業服に切り替えてきた」と市は言いますが、そもそも必要なのは「切り替え」ではなく「廃止」ではないでしょうか?
近隣各市の中でも、事務職員に被服を貸与しているのは本市だけだということは、私の質問の中で職員も認めています。

 「ちりも積もれば山となる」と言いますが、小さい問題から取り組んで、大きな税金のムダに切り込んでいきたいと考えています。今後も、事務職系職員の制服問題は取り上げていきます。

8.議員報酬・議員定数の削減 議員年金の廃止

 昨年9月12日に鎌倉市議会運営委員会は「かまくら市民オンブズマン」から提出された「議員定数削減を求める陳情」を賛成少数で不採択としています。鎌倉市の借金が約1,000億円ある今日、経費削減は喫緊の問題であり、「先ず隗より始めよ」の精神で臨む必要があります。

いいのの実績

 海外と比べても、圧倒的に高い議員報酬。我が鎌倉も同様です。そこで、思いを同じくする議員で報酬削減を提案し、何とか合意の得られた議員報酬4%カットにこぎつけることができました。
 また、議員の定数についても、私たちは反対されながらも一貫して大幅削減を訴え続けてきました。目標には届きませんが、今回(2013年)の選挙から、定数を28人から26人への2減を実現しました。

【いいのまさたけ 活動報告】より
議会運営委員会に出席しました~議員定数について議論
議員定数削減に関する陳情について~議員報酬4%カット 鎌倉市議会可決 定数削減陳情、不採択 6/29 東京新聞

9月定例会において、「鎌倉市議会議員定数条例の一部を改正する条例の制定について」を提出しました
議員定数 2議席削減の条例が可決されました~新聞報道紹介

9.小中学校の校庭芝生化

 子供たちの体力向上の策として始められた校庭の芝生化も全国1571校(昨年5月現在)に広がっています。残念ながら鎌倉市には1校もありません

 芝生化は、体力向上だけでなく安全性や自然教育、地域の緑化や温度上昇の抑制、砂埃の抑制など様々な効果があります。さらに導入の唯一のネックといわれる、維持管理の水まきや草刈りも、地域の協力が得られれば新たな交流や子どもたちの情操教育にも効果があります。

いいのの実績

 私の提案により、まずは平成23年度に第一小学校と玉縄小学校の2校で実証実験を実施しました。今後、本格的に全校展開するために、しっかりと成果や課題を把握していきます。この問題については、学校だけでなく、ぜひ地域の方々にもご協力いただき、芝生を中心とした地域のコミュニティづくりにつなげていきたいと考えています。

10.校舎壁面の緑化

 芝生化より簡単なのが、校舎壁面をヘチマや朝顔などのツルで緑化することです。
省エネやCO2削減効果が期待され、実施している学校では子供たちが育て収穫したゴーヤーを給食で食べ、環境教育だけでなく食育にも効果が見込まれています。

11.海岸の施設整備と管理・清掃などへの助成

 海岸でのレジャーを安心して楽しめるように、トイレや簡易シャワー、コインロッカーなどの設置を整備します。
また設備管理や清掃などのボランティアに対して、隣の逗子市がこの夏に試行する、ポイントチケットなどを検討します。

いいのの実績

 海の家に人が集まって活気が生まれるのはいいことですが、騒音や治安の問題で市民生活や古都鎌倉の環境が影響を受ける事態は避けなければいけません。
今や、この問題が設備の整備や管理よりも重要な問題化してきました。

 そこで、海水浴場対策協議会の自主規制に任せている現状から、さらに重いルールとして条例化することを提言してきました。
この海の家の問題に向き合うことで、様々な圧力も感じてきましたが、近隣住民が安心して暮らせるよう、矢おもてに立って取り組んでいきます。

平成21年度鎌倉市海水浴場対策協議会に傍聴しました

12月5日の朝日新聞湘南版に一般質問「海の家について」と「防犯ボランティア補償条例について」が取り上げられました

議会運営委員会に出席しました

「議会のあり方」を検討している議会運営委員会に出席しました。

前回に引き続き、政治倫理基準について議論しました。

前回合意に至った倫理基準の項目として次の事項が確認されました。

①地位利用の金品授受の禁止

②公共工事の請負など、市が行う許可、認可又は請負その他の契約に関する口利きの禁止

③職員の採用・昇進等の推薦禁止

今回は次の事項を議論しました。

④職員の職務執行への不当介入の禁止

→「職員の公正な職務執行への不当介入禁止」となりました。

⑤政治的・道義的批判のある企業献金の受領の禁止

→政治資金規正法で既に市議会議員は個人としても後援会(資金管理団体)としても企業・団体献金を受けることができないため、①に含めると考えることになりました。

参考:政治資金のあらまし P17「寄付の量的制限の概要」から引用

 

政治資金のあらまし 
⑥議員本人・親族などの関係会社の請負等辞退等

→地方自治法第92条の2「普通地方公共団体の議会の議員は、当該普通地方公共団体に対し請負をする者及びその支配人又は主として同一の行為をする法人の無限責任社員、取締役、執行役若しくは監査役若しくはこれらに準ずべき者、支配人及び清算人たることができない。」との規定との兼ね合いから努力規定にすべきという意見も出ましたが、②に含めて考えることになりました。

⑦不正疑惑行為の禁止

→「不正疑惑行為の自粛」とういうことになりました。

以上、次の5項目が合意に至りました。なお、⑦に関しては最初に持ってくるということになりました。

1、不正疑惑行為の禁止

2、公共工事の請負など、市が行う許可、認可又は請負その他の契約に関する口利きの禁止

3、地位利用の金品授受の禁止

4、職員の採用・昇進等の推薦禁止

5、職員の公正な職務執行への不当介入禁止

次回の議会運営委員会ではこの5項目についての具体的な内容について議論することになりました。

次回開催は2月10日(木)午後1時30分からとなります。見ごたえのある議論が展開されますので、是非傍聴にお越しいただければ幸甚です。

 

 

鎌倉市 新春の集いに参加しました~ドギーバックのすゝめ

七里ガ浜プリンスホテルで行われました鎌倉市新春の集いに参加しました。

鎌倉市新春の集いは、市、鎌倉商工会議所、鎌倉市観光協会の3団体共催で毎年行われる催しで、会費2,000円でどなたでも出席できます。

SBCA0038 ←来賓の挨拶をする長島一由衆議院議員

また、自治会長などの地域の名士の方々も多数出席し、一同に会して新年を祝う会になっています。

色々な方とご挨拶ができ、大変有意義な会でした。

ただ、ひとつだけ気になったのが「食べ残し」が多かったことでした。安川議員と一緒に生ごみを減量化するためにホテル側に持ち帰ることができるかお聞きしたところ、「保健所の指導でできない。」の一点張りでした。鎌倉市は生ごみ処理施設の代替にごみの減量化を市民や企業・団体の皆さんに協力してもらわなくてはなりません。まずは鎌倉市ができることとして、このような会で残った料理を持ち帰りできるよう会場側に前もって話しておき、あくまで自己責任で持ち帰ることができるようにすべきだと思います。

食べ残しの持ち帰りについては、現在色々な飲食店などで取り組まれています。もっとも中華料理などでは持ち帰りが何十年も前から行われています(学生時代、中華料理店でアルバイトをしていた際に、よく持ち帰りをパックに詰めていました)。

下記のHPをご参照いただければ幸甚です。

日経レストランonline 「食べ残しの持ち帰り」に注目 2009年6月18日

http://nr.nikkeibp.co.jp/report/doggybag/index.html

再利用できるドギーバッグが好評
「オステリア ルッカ」(イタリア料理店、東京・恵比寿)

http://nr.nikkeibp.co.jp/report/doggybag/index1.html

“あと1品!”の注文にバッグを活用
「琉球・梅酒ダイニング てぃーだ」(沖縄料理店、東京・代々木)

http://nr.nikkeibp.co.jp/report/doggybag/index2.html

自治体が食べ残し削減に後押し
「中国料理 北京亭」(中国料理店、福井県敦賀市)

http://nr.nikkeibp.co.jp/report/doggybag/index3.html

安川議員とともに七里ガ浜プリンスホテルのホール担当者と色々と議論をし、「もったいない条例」を作れないかとも話をしていました。ドギーバックの件は彼が一般質問で取り上げていたことを申し添えたいと思います。

SBCA0039 ←七里ガ浜プリンス駐車場から撮影